













SHORT STORY / まち中華のある町で
いつもの道の途中、灯りのついた古い食堂。
「今日だけ、寄るか」――その小さな寄り道から、
ひとりの昼が、少しずつ変わりはじめる。














その一杯は、いつでも湯気を立てて待っている。
次の昼は、あなたの番かもしれない。
『一人で済ませる昼を、顔の見える昼へ。』は、まち中華――どこの町にもある大衆食堂を舞台にした、全14ページの読み切り漫画です。仕事の合間に、いつもひとりで昼を済ませていた男。ある日、いつもの道の途中で灯りのついた古い食堂にふと立ち寄ります。湯気の立つ餃子とラーメン、二代続く店主とその母の何気ないやりとり。一杯の食事をきっかけに、通うだけだった店は、やがて「顔の見える場所」に変わっていきます。ひとりの昼と、地域の食堂が育む小さなつながりを描いた物語です。